万研列伝 2013

(※フィクションとしてお読み下さい\(^O^)/)


 研究七年目。
 また一つ年を重ね、研究歴が厚くなった。
 奨学金も終わり、節約の日々が始まる……
 しかし、幸運にも助成金が三年連続当たった。
 これで海外のタイプ標本を調べに行くことができる!

――富山編(2013年4月5日〜2013年4月7日)――

 富山の会社がスリランカに定置網を出しているという情報を昨年入手していた。
 世間は狭いもので、偶然にもその会社とコネクションがある人物が、先日発表した研究会に来ていた。
 打ち合わせの末、新月の前の土日に、蛍烏賊のサンプリングとタイミングを合わせて同行させてもらえることに。
 四方→新湊→氷見→魚津と回り、聞き取り調査。
 日本海側でマンボウが出現する時期は、秋〜冬(特に12〜2月)。
 富山ではクイサメ、クンシャメとマンボウ類を総称して呼ぶらしい。
 稀に市場に出回ることもあるらしいが、ほとんど獲れても返している。
 2mクラスも見たことあるらしいが、ウシマンボウの形態ではない。
 表皮がつるつるのものと、ザラザラのものがいる。
 マンボウとヤリマンボウが識別されておらず、魚津水族館のパネルはヤリマンボウだった。
 聞き取りの結果、スリランカに定置網を出しているのはジャイカ。
 スリランカでもマンボウは市場に出るらしいことを聞いたが、詳細は不明である。
 

――関東(科博・茨城県博・神奈川県博)編(2013年4月22日〜2013年5月21日)――

――沖縄編(2013年6月23日〜2013年7月5日)――

――須磨水族館編(2013年10月15日)――

――東京(なまけっと・しながわ水族館)編(2013年11月2日〜2013年11月3日)――

――岩手(三陸論文)編(2013年11月11日)――

――岩手(三陸論文)編(2013年12月12日)――

――ヨーロッパ調査(ボローニャ・ロンドン)編(2013年12月16日〜2013年12月23日)――

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 2013年4月1日作成 2013年4月1日更新


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