DNA標本に基づいたマンボウ科全国出現リスト(協力者求む!)

 公私混同になるのですが、マンボウ類の研究プロジェクトが始まってから、なんだかんだでDNAサンプルを集め続けて10年以上になりました。

 ここで今一度、「日本周辺海域におけるマンボウ科魚類のDNA標本に基づいた全国出現マップ」を作成する上で、どの地域からのサンプルが未入手なのかを把握するために、リストを作成しました。


 結果、まだまだDNAサンプルを集めていない地域が多いことがわかりました。
 お金も時間もだんだんなくなってきたので、新しいサンプル・情報収集の試みとして、twitterを使ってサンプル提供者を探してみようと思います。
 漁師さんや漁業関係者の方に届け〜!


 私が欲しい情報はサンプルを含めて以下の3点です。

 @DNAサンプル  上の★マークがある地域(未入手地域)のマンボウ類が対象で、組織片(爪の大きさくらいがあれば十分)を冷凍で保存して下さい。
 輸送費は基本的にこちらが負担します(事前に要相談)。
 組織は体のどこでもOKですが、胸鰭が切りやすいです。
 

 A採集日、採集場所 例: 2008年7月14日 岩手県大槌町(私がよく研究していました)

 B全身写真、全長 DNA解析と形態を関連させたいので、少し斜めになってもいいので(可能なら真上から)全身の写真が欲しいです。
 全長は吻端から舵鰭の後端までの長さです。
 計測できない場合は、大きさの指標となるものをマンボウ類の近くに置いて、一緒に写真を撮ってください。
  



 マンボウ類のサンプルを提供して下さる方は、twitter (@manboumuseum)かHPのメアドに連絡を下さい(返信は遅れることがあります)。



 twitter経由でサンプルが得られた場合は、提供して下さった方をこのページに列記したいと思います(差支えがなければ)。
 また、論文等何らかの形でデータをまとめて出版する場合は、提供者の方を謝辞に明記致します。
 未入手地域からDNAサンプルが得られたら、随時リストは更新していきたいと思います。

   この試みが吉と出るか凶と出るか…ネット検索だけでも各種かなり広範囲に出現しているようなので、どこにどういう遺伝子集団を持ったマンボウ類が来遊しているのかをちゃんと把握するために、リストから★マークがどんどん消えることを願いたいです。

 最近は漁師さんもtwitterやっているらしい?ので、このページを作ったことで、未入手地域からサンプルや情報は集まるか、私の新しい挑戦です!

 知り合いの興味持ってくれそうな漁業関係者の方に回して下さると嬉しいです。よろしくお願い致します!

 ☆未入手地域からのサンプル提供者 0人 (2014年3月22日スタート)



★2014年3月22日作成★

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