メディア考察4(ガッ活!)

 マンボウはテレビ以外でも何かとメディア(漫画・アニメなど)でもネタにされる生物です。ここではどういうことがメディアでネタにされているのかを紹介し、間違っているところをズバッと指摘します。画像の著作権は各メディアに帰属します、何か問題があればメールをお送り下さい(ここでは引用という形で掲載させて頂いています)。

NHK(2012) <アニメ:ガッ活!第6話「将来の夢って何?」>
 

作中では以下のような情報(左)が出てきました。矢印の右が私の考察です。

・マンボウはフグ目マンボウ科の海水魚。 →正しい
・胸鰭と尾鰭が無い。 →正しい。
・全長3.3m、重さ2.3t。 →正確にはウシマンボウ。3mを超えるマンボウはまだ発見されていません。
・世界最大の硬骨魚の一つ。 →正しい。
・マンボウが一度に産む卵の数は3億個=アメリカの総人口と同じ。 →3億個あるというのは、卵を産む数ではなく、卵巣内に持っている数です。
・マンボウは寄生虫の温床、40種類もの寄生虫が付き、死に至ることもある。 →おおむね正しい。寄生虫の数はおそらくもっといる。
・マンボウは寄生虫を振り払うために飛ぶ、水面から3m飛ぶこともある。 →不明。ジャンプはしますが、どのぐらい飛ぶのかは正確にはわかっていません。


5分間の短いアニメなのですが、非常に濃い内容のマンボウ情報が詰まっていて面白いです!!! これは嬉しい!



・また、ジャンプシーンのアニメーションが描かれているのですが、これはなかなか正確です。海面に飛び出て、体を横たえて海面に体を叩きつけながら落ちます。


 2012年7月4日作成 


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