メディア考察8(メカクシティアクターズ)

 マンボウはテレビ以外でも何かとメディア(漫画・アニメなど)でもネタにされる生物です。ここではどういうことがメディアでネタにされているのかを紹介し、間違っているところをズバッと指摘します。画像の著作権は各メディアに帰属します、何か問題があればメールをお送り下さい(ここでは科学的検証の引用という形で掲載させて頂いています)。

シャフト(2014) <メカクシティアクターズ 第5話 「カイエンパンザマスト」2014年5月11日放映>





このマンボウはポエムの中のイメージとして登場したので、デフォルメされていますね。
マンボウかウシマンボウかはどっちつかずの形態で描かれています。
マンボウはどうも「たらこ唇」で描かれるイメージが強いみたいですね。
これは水族館で見るマンボウに、化膿して腫れ上がっている状態の個体が多いことに起因するような気がします。
「マンボウの子供はたくさん死んじゃうから可哀想。でも全員生きていたら世界はマンボウだらけ」という内容ですが、これはある意味的を得ています。

*****追記*****

 奇しくもウナギ研究で有名な研究者も作中のポエムと同様の話をしています。

 しかし、ここで勘違いをしてはいけないのが、「数億もの卵が海中に生み出されたとして、「生き残るのが2尾」という話ではなく、「最低限の雌雄ペア(2尾)が生き残れば子孫へと命を繋げる」」ということです。  2014年5月12日作成 


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